地車保存会のページ

地域の伝統文化・歴史の継承


〈ご挨拶〉
東之町地車保存会は地車の維持・管理を推進すべく、また地域の文化的遺産である地車・だんじり祭りを途絶えることなく次世代へ継承するために運営されています。祭りの時期はよりよい祭りにするために思案を重ね、また年間を通して地車の保守・管理に努めています。当ページにおいて我が町誇る「ひがんじょだんじり」を少しでも皆様に知っていただけたら幸いです。


ひがんじょの地車はその名も高き”大佐”の作。昭和63年1月31日(日)、岸和田・大下工務店を仲介にこの地車はやってきました。この地車は明治20年頃に大阪城北方面で新調されたものです。その後、大鳥神社の氏子、「長承寺」地区へ売却され、さらに和泉市黒鳥、辻小路地区へ渡り、長年曳行されていました。
平成22年に入り、地車の老朽化に伴い大改修を行いました。元々大阪型のだんじりだったものを神戸型に近づけたことで、より地元に根付いた地車に近づきつつあります。
ちなみに東之町の先代の地車は知る人ぞ知る「総黒檀造り」。そのまた先代は「総ヒノキ造り」だったようです。

・「大佐」・・・安土桃山時代末期から昭和30年代初期まで活躍した地車工匠。名前の由来は「大工の佐兵衛」。東之町のだんじりは「大佐」11代目、川崎仙之助の作と推察されている。
・「地車祭り」は神戸市無形民族文化財 第1号指定を受けています。(平成9年10月23日付)

 そもそも「地車」とは?  地車の提灯  地車のぼんぼり
 地車の彫り物  地車のコマ(車輪)  伊勢音頭について
 鳴り物について 地車の構造   ここは知っとこ!東之町